OEMのスケール感(民生用ネットワーク機器の例):発注ロット、輸送費
・船便輸送費:20FTコンテナの輸送費は30万円程度
・開発費:OMEメーカー標準品(ホワイトボックス)を自社ブランド付けして購入するので開発費は不要。
必要な経費は
1) EMメーカーの開発済み製品のロゴ、ウェブ画面、取説・梱包等の修正費用
2) 発注側の社名で認定取得がある場合、その認定取得費用
・単価と発注ロット:仮に単価3千円程度の製品でも、最小発注ロット5千台
OEMメーカー規模にもよるが、ロット金額USD10万ドル以上は必要
- 製造メーカーの部品調達ロットおよび工場の量産効率より最低でもロット1千台
できれば5千台以上は発注しないと部品が安くならない
- 仮に5千台ロットの場合で、輸送費の単価按分60円、開発費の単価按分2千円
なの輸入原価約5千円。
これを粗利率50%で1ロット1年で売り切った場合でも売上1億円。
以上が、OEM(OEMメーカー標準品/ホワイボックスを自社ブランとして調達)ビジネスのスケール感です。